レース情報

注目選手

公営競技事業所長杯 チャリオンカップ FII 3/29(金)30(土)31(日)
競輪研究専門紙PDF

開催展望 (協力:競輪研究 3/7現在)

バラエティーに富む顔ぶれ、注目は地元中釜

 勢いに乗る気鋭から、経験豊かなベテラン、戦法に関しても個性的な面々が揃い、車券の妙味に尽きない開催となりそう。
 1番の注目はやはり地元の上昇株・中釜章成だ。2班に特昇して即完全Vと、実力は実証済み。近畿地区からは先行力が自慢の小林史也、復調する西谷岳文、小谷実の京都勢が参戦するが、いずれも自力型。優勝戦あたりで地元中釜とどう折り合いを付けて並ぶのか、キーポイントとなりそうだ。
 今回、物量で押して来るのが九州勢。成長著しい鶴良生を始め、前田義和、宮本龍一の先行陣に、S級の経験が豊富な古閑良介、小林弘和ほか、自在型、追込み屋と各種取り揃えてサポートもバッチリ。それぞれが順調に勝ち上れば、上位進出メンバーの過半数を九州勢が占める、そんな事になってしまうかも…。
 中部、中四国は数より個性で勝負。我慢比べに持ち込めば強い竹澤浩司-松尾淳の強地脚コンビや、溜めて一発に賭ける岩本純など、穴党には魅力的でより人間味のある戦いを見せてくれるだろう。

<チャレンジ戦>
 3班戦では各地で新人が本領を発揮し始め、争覇戦をリード。今節も最新鋭の113期が中心になる。中でも地脚と体力ともに優れる地元・福永大智、磯川勝裕、山口敦也の3人が抜けた存在。それぞれ予選、準決では主軸の走りが期待される。
若手に迫るのが、交通事故からの復活を目指す及川裕奨。差しだけに止まらず捲りが出たりと、S級に在籍していた頃のキレを徐々に取り戻す。ここが気鋭のV争いに割って入るのか。

選手名 登録 期別 年齢 級班 戦法 競走得点 勝率 2連対率 BK
中釜 章成 大阪 113 22 A級2班 逃捲 91.23 66.6 76.1 14
「113期きってのロケットダッシュの持ち主」の評判どおり、カマシ、捲りの加速は強烈。 1~2班戦の実績ある近畿マーカー達ですら、その出脚に付いて行くのに汲々とするほど。すでに実力は争覇級。地元に吹き込む新風となって、既存勢力を打破するか。
鶴 良生 福岡 111 23 A級2班 先行 93.88 38.8 66.6 14
決まり手は見事に逃げに偏る、いわゆる徹底先行タイプ。 昇班して一時、ペース配分に悩む事もあったが、今は自分の形が出来たのか先行時の安定感が増して、競走得点も右肩上がり。 一旦出切れば、豊富な体力で粘り込もう。
小林 史也 和歌山 107 33 A級1班

逃捲

94.37 25.9 48.1 11
昨年の8月高松での転倒で左鎖骨々折を負ったが、11月に復帰して以降、着々と本来のパワーを取り戻している様子。 積極的かつ果断な仕掛けは近畿地区にとって心強く、別線にとっては脅威を与える存在になろう。
前田 義和 鹿児島 94 34 A級1班 捲逃 93.54 50.0 66.6 13
A級1班と2班の行ったり来たりを繰り返していたが、昨年グンと株価を上げて上位に定着。ようやく自身初のS級も見えてきた。 先行でも捲りでも、以前よりスピードの乗りが良くなり、今では争覇圏の一角を務めるほど。
岩本 純 岡山 94 37 A級1班 差捲 92.72 28.0 48.0 0
目標がいれば任せるし、いなければ自分で捲る。A級ではそこまで位置に固執せず、前、前へガツガツと運ばないのは、強力なタテの脚があるから。 少々後手を踏んでも、ただ一人、大外をかっ飛んで来て挽回する。
古閑 良介 福岡 73 45 A級1班 差脚 91.00 0.0 20.8 0
およそ22年ぶりとなるA級戦。時代や自力選手との世代間ギャップがあっても、生粋のマーク屋としての経験と腕でカバー。 番手差しだけでなく、俊敏な切り替えや、追い上げの捌き等、威勢良いファイトを期待したい。
松尾 淳 岐阜 77 44 A級1班 差脚 93.22 20.0 40.0 0
正月平で落車して以来、療養中。予定では3月9日豊橋FIIでの復帰戦を経て、当所に参戦。 本来ならば重厚感ある鉈の差脚で争覇圏を賑わせる存在だが、まずは復帰戦でどこまで走れるか確認したいところ。
西谷 岳文 京都 93 40 A級1班 捲差 90.37 29.6 48.1 2
選手登録は京都だが、出身は大阪。ここ岸和田には地元意識も強いはず。 長野五輪スケートショートトラックで金メダルを獲得した「浪速の弾丸」ぶりを、競輪でも随所に発揮している。出脚のキレとスピードに注目だ。