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千亀利賞争奪戦 FII    12/810
競輪研究専門紙PDF

開催展望 (協力:競輪研究 12/6現在)

実力拮抗し白熱の争覇戦

 迎え撃つ近畿勢の司令塔は地元の松村友和。地元の新星堀僚介は無論の事、パワーランナー藤井栄二、活発な動きで良化中の小出慎也と目標には事欠かない。ベテラン大井啓世がラインを固めると地元Vへの布陣は万全になるが、東西から刺客が次々と襲ってくるし、易々とは運べまい。
 北日本にもVを狙える選手がいる。破壊力のある捲りを備える佐々木吉徳がそうで、予選から109期の上昇株酒井雄多が上がってくると、二段駆けが視野に入ってくる。南関の一発屋佐藤清之は準決突破がなるかどうかが鍵。
 関東、中部にめぼしい選手はいない。ただ、中四国地区の高田健一はマーク堅実で、構成次第では連勝にうるさい。
 また、連佛康浩の動向にも注目したい。マーク戦のみならず、目標が不在の時は飛び付き、捲りの速攻を決めて存在感を示しそうだ。
 台風の目は福岡の新鋭林大悟。パワフルな先行でV戦線で魅せる走りをしよう。

選手名 登録 期別 年齢 級班 戦法 競走得点 勝率 2連対率 BK
堀 僚介 大阪 109 22 A級2班 先捲 93.37 62.0 65.5 21
地元期待の新鋭でこの期では№5にランクイン。スピードに非凡な冴えがあり、鐘4角あたりからのカマシ先行で突っ走る。すでにV級の力を備えており、9月広島で下岡優季、11月前橋で志佐明らを相手に3連勝を飾る。
藤井 栄二 兵庫 99 26 A級1班 先捲 93.78 35.0 40.0 15
須恵夫を父に持つ二世レーサー。パワー、スピードのバランスが良く、先行、捲りのどちらでも戦えるのが強みだ。着実に成長を遂げており、来期はS級昇進を決めている。8月久留米で山本直を破って優勝する。
松村 友和 大阪 88 37 A級1班 差脚 95.47 25.0 40.0 0
S級経験は大きな財産。A級では洗練されたマーク捌きと、シャープな差脚で安定した戦歴を残している。今節は堀僚介、藤井栄二ら好目標がいて、地元Vは十分に狙えるはず。10月松山では黒川茂高に乗って優勝している。
林 大悟 福岡 109 22 A級2班 先行 93.18 29.4 52.9 13
在校成績は下位に甘んじたが、デビュー後はメキメキ頭角を現わす。まだ1、2班戦でV歴はないが、小倉生まれの玄海育ち、パワーに任せた怒涛の先行で上位陣にひと泡吹かせるか。10月奈良で恩田淳平を完封する。
酒井 雄多 福島 109 21 A級2班 先行 91.70 41.6 50.0 19
昇班後は着実に良化。若さに任せた積極的な走りで決勝進出の常連になった。同期の堀、林らと共に109期旋風を巻き起こし、今シリーズを盛り上げる。10月久留米で亀井隆一、11月名古屋で楠木孝志郎らに各2勝を上げる。
連佛 康浩 岡山 93 32 A級1班 自在 92.00 22.2 40.7 1
自軍に目標がいればマーク策で進めるが、本領は飛び付き、捲りの速攻を得意とする自在型。狙い通り運んだ時は鮮やかの一語で、常時警戒が必要だろう。9月豊橋では宗崎世連の捲りを捕えて優勝を決めている。
高田 健一 徳島 61 50 A級1班 追込 92.77 11.1 38.8 0
勝ち味が遅くなって2着止まりのケースが目立つが、ラインマークは堅実で、中四国が主力の構成では存在感を示すはず。10月和歌山で市橋司優人、同月岐阜では山本直の決勝2着に健闘。
佐藤 清之 千葉 93 35 A級1班 追込 89.88 11.1 27.7 2
切り抜けて捲り、差しで前団に迫る。つぼにはまれば人気どころを沈める力があるが、近時は準決が壁になっている印象で、奮起の走りを期待したい。9月佐世保で大野悟郎に快勝する。