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注目選手

発刊60周年記念大阪スポーツ杯FI
8/3・4・5

開催展望 (協力:競輪研究7/18現在)

葉月最初の開催は発刊60周年記念大阪スポーツ杯と銘打ったFI戦

 全国各地から名うての猛者が集合する。 軸になるのは嘉永泰斗が率いる九州勢か。小岩大介をガード役に自慢の回転力で岸和田バンクを駆け抜ける。野田源一は例によって孤高の戦いか。 得点なら成田和也。北に目標不在でもシビアに立ち回ってV戦線を賑わす。 迎え撃つ地元近畿勢は石塚輪太郎が先鋒役になるか。稲毛健太、岡崎智哉、中井大祐らが石塚を盛り立てて近畿の牙城を守るか。 他では鈴木裕、松坂洋平ら南関勢に、高橋築、島川将貴らも虎視眈々と一撃を狙う。 尚、2班にも気鋭の先行選手が揃っている。真鍋顕汰、林昌幸、渡口勝成、兼本将太、谷和也、鈴木陸来らが真夏の高速バンクでし烈なモガキ合いを演じて見せよう。

選手名 登録 期別 年齢 級班 戦法 競走得点 勝率 2連対率 BK
嘉永 泰斗 熊本 113 26 S級1班 捲脚 112.60 28.5 39.2 8
九州地区では一番タイトルに近い位置にいよう。自慢の出脚とスピードを駆使してV戦線をリードする。今節は初の地元開催の後だけに、気疲れ等が心配されるが、そこは肥後もっこす。きっちり調整して岸和田に乗り込んで来ると見たい。
成田 和也 福島 88 45 S級1班 差脚 113.08 29.1 41.6 0
獲得したタイトルは三つ。東北王国を気付いた番頭役。近況、大きな所での活躍の場は減ったが、依然として玄人好みの捌きと決め脚を披露している。今節は北に若手の自力選手が少なく、気合の乗った好位戦が見られそうだ。
島川 将貴 徳島 109 29 S級1班 捲脚 108.48 29.7 48.6 5
ほぼ捲り一辺倒で戦法が読まれているが、それでも豪快に前団を飲み込む破壊力は痛快だ。勝ち星を量産しているが、G戦線では準決が壁になっている。当地FI開催では今年の年頭四日制で準決2着で決勝にコマを進めているし、今回もその再現を。
野田 源一 福岡 81 45 S級1班 捲差 109.95 25.0 40.0 0
捲りのスピード自体はS級トップクラス。ただ、単騎での戦いも多く、位置取りに後れを取る事もある。ツボに嵌った時に見せる回転力は破壊力満点。当所は二年間で未勝利なのは気になるが、FⅠ開催ならV候補の一角を担おう。
岡崎 智哉 大阪 96 39 S級1班 差捲 107.80 17.3 30.4 0
久々の地元開催になるスピードレーサー。恐らく、石塚輪太郎、中井太祐らとの連係が見込めるし、ラインの長さをアドバンテージにして遠征勢を真っ向から迎え撃つ。懸念材料としては松戸サマーナイトでの落車がどう影響するか。
小岩 大介 大分 90 40 S級1班 差捲 111.73 20.0 35.0 0
巧みなハンドル捌きから直線で鋭脚を繰り出す豊後の俊敏レーサー。高松宮記念杯で2勝を上げたの記憶に新しいか。今節は嘉永泰斗、野田源一、兼本将太らを番手でしっかりと盛り立てて、4月大宮以来のⅤを攫うか。