レース情報

注目選手

サテライト湖南カップFI
10/18・19・20

開催展望 (協力:競輪研究10/3現在)

遠征勢を迎え撃つ地元大石

10月の岸和田開催第2弾はS級が7R、A級が5R制のFⅠシリーズ「サテライト湖南カップ」だ。S級戦で地元の旗頭を務めるのは大石崇晴だ。自力で戦う用意はもちろんあるし、和歌山の両機動力型稲毛健太、南潤の番手を回る事もありそうだ。
青森GⅢで大仕事。並み居る強豪を沈めて記念を制覇した神奈川の佐々木眞也。今シリーズの目玉の一人だ。
実績は他の追随を許さない福島の山崎芳仁。岸和田バンクにはデビュー以来、数多く出走。健在の破壊力を見せるか。
8月の当所で見事完全Vを果たした東京の自在型高橋築が早くも岸和田連覇を目指して登場するが、先般佐世保の転倒が心配。
安定感を買えば福岡の小川勇介だ。熊本の緒方将樹あたりと同乗すれば好勝負は必至だ。

選手名 登録 期別 年齢 級班 戦法 競走得点 勝率 2連対率 BK
佐々木 眞也 神奈川 117 30 S級1班 差脚 108.72 17.3 39.1 2
競る時は競る。動く時は動く。元よりメリハリのある走りで大立ち回りを演じるファイターだが、先の青森GIIIでS班の強豪たちを単独捲りで一刀両断。 記念初制覇を達成してグンと株を上げた。
山崎 芳仁 福島 88 45 S級1班 差脚 109.00 12.5 29.1 0
獲得したGⅠタイトルは9個。歴史に残る大選手だ。近年は若手に前を任せるケースが増えてきたが、まだまだ北日本に先頭に立つ事もある。先の平塚オ ールスターで五百勝レーサーの仲間入りを果たした。
高橋 築 東京 109 32 S級1班 追込 107.81 41.1 58.8 1
ほぼ追い込みに移行したが、まだまだ自力型の面影がある。目標が不在なら一周くらいなら駆けてみせる。8月の岸和田開催では東京の後輩武田亮の番手 戦を物にして優勝。ただ前走の佐世保の転倒が気がかりだ。
小川 勇介 福岡 90 39 S級1班 差脚 110.72 22.7 40.9 0
伊達に競走得点は持っていない。車間を切って自力型をガード。ラストはきっちり差し切る冴えがある。目標が不発ならコースを見つけて突っ込む技を持 つ。7月小倉で師匠の吉岡稔真の冠レースで見事優勝。
大石 崇晴 大阪 109 32 S級1班 追込 104.94 11.1 27.7 6
今シリーズは地元の期待を一身に背負う事になる。6月の函館で落車して以降、痛みとの戦いだが、そこはハートでカバー。ラインの先頭に立てば敢然と駆け、番手を回れば鋭いキメ脚を発揮する。
原田 研太朗 徳島 98 34 S級1班 捲脚 104.19 26.9 42.3 4
あえて単騎で1着を狙うスタイル。後方に置かれる事もあり安定感がないのは承知の上だ。それでも爆発力とスピードは健在。先般岐阜のGIIIで単独カマシを敢行。北津留翼以下に快勝した。